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Montblanc Meisterstuck Solitaire LeGrand Silver Fibre Guilloche、長い名前である。
私の普段使いのペンとして愛用している万年筆。ペン先はM-Nib。

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軸は純銀925‰のスターリングシルバー製。キャップは、アンスラサイトのファイバーグラスをギョーシェパターンに織り込み透明のラッカー塗装をしたものが、スターリングシルバーとストライプに組み込まれている。

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全体のカラートーンは、シルバー、グレイ、ブラックの3色となっており、ペン先以外は金のパーツは使われておらず、銀軸でありながら雰囲気に派手さはない。ファイバーによる模様が、いかにもな男っぽさというか、男のホビーらしさをかもし出している。インクはペンの雰囲気に合わせ、モンブランのブラックを使用。

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銀は金属で最も高い可視光線反射率を持つ物質、磨けばとてつもなくピカピカになる。しかし銀は、空気との化学反応によってすぐにくすんでしまう、いわゆる銀焼けが発生する。だから銀軸のペンは日々、手入れを欠かすことができない。少しでも手入れを怠ってしまうと、錆々感が漂うボロいペンになってしまう。しかも銀軸は指紋が目立ちやすく、皮脂ともすぐに反応してしまう。磨いても使うとすぐに握った後が残ってしまうので、一週間に一回は手入れをしている。美しさを維持するためにとても手間がかかるのが銀軸である。

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しかし私がこのペンを選んだ理由は、この手間をじっくりと楽しむためである。モンブランにはスターリングシルバーの軸が他にもいくつかモデルがあり、ファイバーギョーシェはどちらかといえばマイナーなモデルである。私は銀を維持ピカピカに磨くのを楽しむために鏡面仕上げの軸が欲しかった。鏡面の銀軸はこのモデルと、グラナイト岩が使われた100周年記念特別モデルSoulMakersしかない。SoulMakersは入手困難であるが、私はむしろファイバーギョーシェ柄に惚れていたので迷わず購入した。ファイバーギョーシェは2010年10月に発行されたモンブランのカタログからは姿を消している。その前の版には載っていた。おそらくもう製造はされていないのだろう。

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ペン使用時はキャップを後ろに差さずに使っている。一度バランスを試すために差したところ、それだけで軸に結構な傷がついてしまったからだ。ちょっとした傷は銀磨きクロスで磨き込めば目立たなくすることができるのは、銀軸の利点でもある。ファイバーギョーシェは、総メタルや石が使われているソリテールのキャップに比べ、ファイバーの分だけ軽い。見た目よりも軽く程よい重さなので、使っていて疲れることがない。ペン先のコンディションも極上で、心地良いインクフローを維持。M-Nibの割りにはやや細字な感じで、全てがしっくりとくるペンだ。

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銀磨きクロスでこのペンを磨くときの至福な時間は何事にもかえられない。磨いたクロスはすぐに真っ黒になる。ピカピカになったペンを眺めるときの恍惚感。日々仕事で使えるとともに、疲れも癒してくれる最高のパートナーだ。
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