先週の記事で予告したアクアコントローラーApexのPM2による、アロワナ水槽の導電率(Conductivity)モニタリング設定を行いましたので、記事にします。

まず、Apexで淡水の導電率をモニタリングするためには、447μS/cmの校正液が必要になります。

IMG_4278.jpg


楽天の以下より購入したのですが購入時は5袋入って1,836円でした。って、今、楽天を見たらなぜか少し値段が上がってる?ちょうど在庫切り替え時だったのかな。お得に購入できました。届いたものは楽天のパッケージ写真とは違いますが^^;;




PM2モジュールを接続します。Conductivityプローブを差し込み、AquaBusケーブルでApex Jr.と接続。大事なのは、温度プローブをPM2に差し替えること。これにより導電率の温度補償を行うことができます。
温度補償とは、温度の変化に関わらず水温25℃の導電率に換算する機能。Apexでこれを行うには、温度プローブを同一のモジュールに接続しなければなりません。

IMG_4411.jpg


校正(Calibration)はディスプレイモジュールで行います。Setup MenuのCond Setupより。

IMG_4285.jpg


淡水で0〜850μS/cmの測定を行うために、LowのRangeを選択します。PM2のマニュアルによるとRO水の純度を測定するレンジとのことです。

IMG_4286.jpg


Temp Compは温度補償の係数(%/℃)ですが、デフォルトでは0.0になっております。0.0のままだと温度補償をしてくれません。導電率というのは、温度の変化に大きく影響されるため、温度の変化を補正する係数が必要なのです。係数は1℃あたり何%かを決めるのですが、海水は2.1、淡水は分かりません。一般的な導電率計は2.0%が使われているとのことなので、とりあえず2.0で設定してみました。

IMG_4412.jpg


校正をはじめます。まずは「Dry Cond probe」ということで、Conductivityプローブが乾いた状態でセット。値が変わらなくなるまで待ちます。

次に表示されるのは、校正液の選択。使用する校正液は447(μS/cm)を選択。

IMG_4289_20160221014532cf3.jpg


切ったペットボトルに水道水を入れ、そこに温度プローブを突っ込みます(下の画像では分かりづらいですが、温度プローブを入れています)。水道水は25℃に近い温度にしてみました。このあたりは校正技術が求められるところ。水槽の温度で校正するのもアリかと思います。
そして、447の校正液にConductivityプローブを突っ込み、校正開始。

IMG_4374.jpg


数値の変動が止まるまで待ち、校正完了。水温25.2℃で導電率447μS/cmを示してくれています。

IMG_4378.jpg


うちのRO浄水器から出るRO水を測ってみました。60μS/cm・・・なんだこれ高い
これはあかん。
3年ほどフィルターを変えずに使っていたのでメンブレンが痛んでいるのでしょうか。これではRO水になっていません。メンブレン交換しないと。

IMG_4379.jpg


肝心の水槽の導電率は・・・200μS/cm前後。以下の赤いグラフが導電率の1日の推移です。

スクリーンショット 2016-02-21 1.30.40

温度が青いグラフなのですが、温度の変化に合わせて導電率が変化しています。温度補償が効いているのであれば、ここまでギザギザではないはず。温度係数が適正ではないかもしれません。

いずれにしても思ったよりずっと高い導電率でした。あまりキレイな水とは言えません。
当面は導電率2桁まで下げることを目標としたいです。



以上、日本でもこれからApexが普及してくるかもしれませんが、淡水使用ということで今後導入される方には全く役に立たない情報を、自分用の備忘録として記しておきました


水槽前面に貼り付けたApexのディスプレイモジュール2台。水槽とサンプ槽それぞれの水温、pH、ORP、導電率を、目視で確認することができます。これはとっても便利。

IMG_4408.jpg


Apex2台(Apex Lite、Apex Jr.)
モジュール7台(PM1 2台、PM2、VDM、Energy Bar 8、Display 2台)
プローブ7本(Temp 3本、pH 2本、ORP、Conductivity)
&スイッチ各種&IPカメラ&TUNZE&RO浄水器&・・・

Apexシステムの拡充は一旦ここで終了です。

日本国内で(おそらく)最大級のApexシステムのひとつが、淡水のアロワナ飼育に使われているのは、Neptune社も想定外かも


IMG_4384.jpg


おかげで課題は見えてきたね、ミニティマちゃん。
一緒に頑張っていこう。




よろしければいいねクリック^^
にほんブログ村 観賞魚ブログ アロワナへ