11月2日、父が逝きました。
享年70歳です。
10月30日に寝室で倒れ、気絶して、救急病院に運ばれましたが、そのまま逝ってしまいました。

先月の連休に、私の建てたお家を初めて見に来てくれて、新築のお祝いをくれて、一緒に家で食事をして。
パティオの大きな傘の下でコーヒーを飲みながら「いい家を作った」って言ってくれた、あの日が最後に会った日になってしまいました。


あれから一ヶ月も経たない間に、父に線香をあげることになるとは・・・。
会津武家の末裔であることを誇りにしていた父らしい、不器用な優しさと潔さを合わせた、あっぱれな逝き方でした。


私は長男なので、父の葬儀の喪主を務めました。
すでに現役を退いた男の葬儀とは思えないほど多くの方にご会葬いただき、お通夜は多めに用意した座席の倍くらいの方が立ち見で父を偲んでくださいました。


私は喪主として、お通夜のオープニングと、式の最後に挨拶をしました。
式の最後の挨拶では、父への最後のメッセージを伝えました。

喪主としてこの上ない最高のお葬式をあげられたのは、誇りです。
父もとても喜んでくれていると思います。


しかし、親を亡くすということが、こんなに辛いものだとは思いませんでした。
あの、父がいない。
その現実になんだか心にぽっかり穴が空いたような感じがします。


100歳まで生きたいと言っていた父・・・もっと生きたかっただろうな。
あと10年か、せめてあと5年でも生きて欲しかった。
もうちょっとでいいから生きて欲しかった。


新しいお家を見てもらえて本当に良かった。
手渡しじゃないと渡せないって言っていたらしく、新築のお祝いを手持ちで持ってきて、父から直接もらいました。
あの日見送りのときに「気をつけて帰って」と言って父の肩を触れたのが、最後のお別れでした。



さようなら、お父さん。

さようなら。

いっぱいごめんなさい。

いっぱいありがとう。



お父さん、本当にありがとう。
コメント
この記事へのコメント
記事にされたところを伺うと、少し落ち着いたようですね。
誰しもが経験する親との別れ、私は未だです。
私は本当に親不孝の成れの果て、恐らく葬儀にも呼んでもらえない長男です。
常日頃のとっちさんとの会話で、親子の仲がいいなぁと羨ましく話を伺っていました。
立派に喪主をお務めになり、お父様もさぞ誇らしかったでしょう。
お母様はとっちさん以上に悲しんだかと思います。
とっちさんに残されたお務めは、お母様の心のケアと今後のことでしょう。
時が経ち、自然と思い出話が出来るようになるまで、しっかり支えてあげてください。
お疲れ様でした。


2014/11/29(土) 04:22 | URL | エーエイト #-[ 編集]
お悔やみ申し上げます。

少し前に元気なお姿をブログで拝見したところでしたのに。
僕は両親とはあまり仲良くなく会えば他人行儀な感じなので、とっちさんのようにコミュニケーションが取れてるのは羨ましく思っていました。
そんな仲の良いお父様の事ですからきっとどこかで見守ってくれてると思います。
長として残された皆さんをしっかり支えてあげて下さいね。
お疲れ様でした。
2014/11/29(土) 08:31 | URL | no. #-[ 編集]
残念でした。少し前にとっちさんの家の
軒先でお顔を見たばかりでしたので。
私も長男なのでいつかその日が来ると
思います。親孝行は生きてある時に
して上げたいですね。
2014/11/29(土) 10:11 | URL | ミニミニ #SGnePlu2[ 編集]
エーエイトさん、こんにちは。とっちです。
コメントをいただきましてありがとうございます。
父逝去の折には励ましをいただきありがとうございました。
葬儀はなんとか無事に喪主を務めて、今は四十九日に向けて準備をすすめているところです。

> 記事にされたところを伺うと、少し落ち着いたようですね。

はい、やっと記事が書けるところまで心の整理が着きました。
でもまだ涙を落としてしまいますね、この記事を書いたときも。

> 誰しもが経験する親との別れ、私は未だです。
> 私は本当に親不孝の成れの果て、恐らく葬儀にも呼んでもらえない長男です。

エーエイトさんのご両親はご健在でしたね。
いろいろとあるとは思いますが、ご健在なうちにぜひ親孝行をお勧めしたいです。
過去はどうあれ、きっと喜んでくれると思います。

> 常日頃のとっちさんとの会話で、親子の仲がいいなぁと羨ましく話を伺っていました。

そうですね・・・思い返せばエーエイトさんに私の両親の話をよくしていましたね。
いろんな悩みもご相談させていただきました。

> 立派に喪主をお務めになり、お父様もさぞ誇らしかったでしょう。

はい、私だけでなく弟達も頑張ってくれて、いいお葬式をあげることができました。
父はきっと誇りに思ってくれていると信じております。

> お母様はとっちさん以上に悲しんだかと思います。
> とっちさんに残されたお務めは、お母様の心のケアと今後のことでしょう。

そうなんです・・・今は私を中心に兄弟で母をフォローしております。
これからのことについては、兄弟円満に話しがつきました。
私が悩んでご相談した件はエーエイトさんにアドバイスいただいた通りにしました。
母は長男の私が面倒を見ることになります。
同居を想定して家造りをしなかったのが痛いですが・・・;

> 時が経ち、自然と思い出話が出来るようになるまで、しっかり支えてあげてください。
> お疲れ様でした。

はい。
時が経てば、いろいろといい思い出話もできるようになると思います。

お気遣いのコメント、本当にありがとうございました!
2014/11/29(土) 18:07 | URL | とっち #-[ 編集]
no.さん、とっちです。
お悔やみのコメントをいただきましてありがとうございます。

> お悔やみ申し上げます。
>
> 少し前に元気なお姿をブログで拝見したところでしたのに。

そうですね・・・あれから一ヶ月も経たずに逝ってしまうとは思いもしなかったです。
でも、今はあの時、本当に来てもらえてよかったと思っています。
新しいお家を見せる前に逝ってしまったら、そのことを一生後悔していました。

> 僕は両親とはあまり仲良くなく会えば他人行儀な感じなので、とっちさんのようにコミュニケーションが取れてるのは羨ましく思っていました。

私もそういう時期はありました。
いろいろとあったかとは思いますが、きっと仲良くなるときがくると思います。
ご健在なうちにぜひ親孝行をお勧めします。

> そんな仲の良いお父様の事ですからきっとどこかで見守ってくれてると思います。
> 長として残された皆さんをしっかり支えてあげて下さいね。
> お疲れ様でした。

はい。
これからは父に代わって私が家督の長として頑張らなくてはならないと思っております。
悲しみに暮れているだけでは、父も喜ばないですから。

ありがとうございました!
2014/11/29(土) 18:16 | URL | とっち #-[ 編集]
ミニミニさん、こんにちは。とっちです。
お悔やみのコメントをいただきましてありがとうございます。

> 残念でした。少し前にとっちさんの家の
> 軒先でお顔を見たばかりでしたので。

はい。
父のことを初めてブログに載せてその一ヶ月以内に逝ってしまうとは、思いもしませんでした。
今では、父は自分の運命を知っていてあの時家に来てくれたのかな・・・なんと思うこともあります。

> 私も長男なのでいつかその日が来ると
> 思います。親孝行は生きてある時に
> して上げたいですね。

ミニミニさんもご長男でしたね。
私は長男としていつか親のお葬式の喪主をしなくちゃいけないんだな、と漠然と思うことがありました。
こんなに突然にそのときがくるとは思いませんでしたが・・・;

ぜひぜひ、ご健在の内にいっぱい親孝行をしてくださいね。
ありがとうございました!
2014/11/29(土) 18:22 | URL | とっち #-[ 編集]
いろいろと大変でしたね。
何れ誰もが経験することですが私にはなかなか想像できません。
私は両親健在ですが、父は会うたびに「こうやって集まるのも、もう、後何年もないから・・・」と寂しいことを言うようになってきました。
少しは、親孝行しなきゃですね。
元気だしてくださいね!
2014/11/29(土) 22:14 | URL | コーレタン #-[ 編集]
コーレタンさん、こんにちは。
コメントをいただきましてありがとうございます。

> いろいろと大変でしたね。
> 何れ誰もが経験することですが私にはなかなか想像できません。

そうですね。
親を亡くすということがどういうことかは、本当になってみないと分からないと、今回深く思いました。

> 私は両親健在ですが、父は会うたびに「こうやって集まるのも、もう、後何年もないから・・・」と寂しいことを言うようになってきました。

ご両親はご健在なのですね。
お父様はコーレタンさんのご家族に囲まれて、とても楽しく幸せに過ごされていらっしゃるのですね。
お父様を大切にしてあげてくださいね。

うちは毎年父と母を中心に毎年盛大なお正月を行っていたのですが、今年のお正月の時は「仮に80まで生きたとして、こんなお正月もあと10回しかないのか・・・」なんて思ったりしていました。
父が亡くなって、本当に寂しいものがあります。

> 少しは、親孝行しなきゃですね。
> 元気だしてくださいね!

ぜひいっぱい親孝行をしてあげてくださいね。
私は喪が明けたらまた元気に頑張りたいと思っています。

ありがとうございました!
2014/11/30(日) 12:42 | URL | とっち #-[ 編集]
お悔やみ申し上げます

思うことあり、暫く、勝手ながら
皆さんのブログにコメントをしないと
決めていましたが
せずにはいれませんでした、、、。

昔ながらの生き方をする方は
男は所帯を持ち
家を築いて一人前とする!と聞いた事が
あります。

お父様も、とっちさんの立派な姿を見て
誇らしかったでしょうね。

最高の親孝行が出来てよかったですね。


2014/12/01(月) 12:31 | URL | かきのたね #-[ 編集]
親分さん、とっちです。
温かなコメントをいただきましてありがとうございます。

> お悔やみ申し上げます
>
> 思うことあり、暫く、勝手ながら
> 皆さんのブログにコメントをしないと
> 決めていましたが
> せずにはいれませんでした、、、。

そうなんですね・・・。
そのようなご決意をされた中でコメントをいただき、本当に嬉しく思います。

> 昔ながらの生き方をする方は
> 男は所帯を持ち
> 家を築いて一人前とする!と聞いた事が
> あります。

そうなんですか。
確かに父は昔ながらの生き方に徹した男でしたので、思い返せばそういった価値観を持っていたように思えます。
父は新築の家を見てくれたとき、とても嬉しそうでした。
あの日の写真をブログに公開していましたが、本当に嬉しそうな顔をしています。
あのとき父が、私を本当の一人前と認めてくれたんだと思うと、涙が出てきます。

> お父様も、とっちさんの立派な姿を見て
> 誇らしかったでしょうね。
>
> 最高の親孝行が出来てよかったですね。

はい。
最後に会ったときも、お別れの式も、最高の親孝行ができたと思っております。
参列してくれた父の友人達は皆、「こんなお葬式で送られたい」と言っておりました。
父はきっと、とても誇りにしてくれていると思っております。

ありがとうございました!
2014/12/01(月) 20:17 | URL | とっち #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://tochiahal.blog129.fc2.com/tb.php/579-076204a0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック